ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

《台湾有事》中国軍機30機飛来、20機が中間線越え【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2025年3月28日_記事番号:T00120863

台湾有事

《台湾有事》中国軍機30機飛来、20機が中間線越え【図表】/台湾

 国防部は28日、27日(28日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ30機、中国艦艇を8隻、公務船を1隻確認し、うち軍機20機が台湾海峡の中間線を越えて、北部や中部、南西、東部の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。台湾海峡の中間線は、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる。

/date/2025/03/28/26gkg_2.jpg

 国防部は27日、午前9時20分から、中国軍機延べ28機を確認し、うち20機が中間線を越え、艦艇と合同パトロール(共同戦闘準備哨戒、JCRP)を実施したと説明した。

/date/2025/03/28/17pla_2.jpg27日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)

 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年確認した中国軍機は累計1249機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計919機となった。

台湾有事