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21年2月の5大ニュース/台湾


ニュース その他分野 作成日:2021年3月4日_記事番号:T00094914

月間5大ニュース

21年2月の5大ニュース/台湾

【1位】中国が台湾産パイン輸入停止、農家支援の購入続々

 中国の海関総署は26日、害虫の検出を理由に、3月1日より台湾産パイナップルの輸入を停止すると発表した。台湾の輸出用パイナップルはほぼ中国向けで、収穫期入り直後のため、農家への大打撃が予想された。行政院農業委員会(農委会)が同日午後より企業や個人に対し購入予約を呼び掛けたところ、3月2日までに計4万1,678トンと、あっという間に中国への年間輸出量を上回る申し込みが集まった。

/date/2021/03/04/30pine_2.jpg蔡英文総統は28日、高雄市のパイナップル農家を訪問し、台湾産パイナップルのおいしさと品質を政府が世界に知らしめると励ました(28日=中央社)

 パイナップル購入による支援の輪は海外にも広がった。農委会の陳吉仲主任委員は4日、日本向けの購入予約は5,000トンを超え、さらに1,200トンの申し出があり、今年の輸出は前年の2倍以上と見通しを示した。

 日本台湾交流協会や米国在台協会(AIT)は、フェイスブック(FB)に台湾産パイナップルをアピールする内容を投稿。カナダ駐台北貿易弁事処は、ハッシュタグ「#FreedomPineapples(自由のパイナップル)」を追加し、中国の措置に抗議の意を示した。

【2位】水不足で給水制限強化、電子業界に警戒感

 昨夏からの少雨が5~6月の梅雨入りまで続くとの予測を受け、経済部水利署は、25日から新竹・苗栗・台中地区の工業用水の大口使用者に対する給水制限を11%へと従来の7%から引き上げた。新竹科学園区(竹科)や中部科学園区(中科)が含まれ、製造工程で大量の水を使用する半導体や液晶パネル業界で、警戒感が高まった。

 台湾積体電路製造(TSMC)をはじめファウンドリー大手3社は給水車を配備。パネル大手の友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)は、節水対策に取り組んでおり、生産には影響が出ないと説明した。

 水利署によると、▽宝山第2ダム(新竹県)▽鯉魚潭ダム(苗栗県)▽曽文ダム(台南市)──などの貯水率は20%を下回っている。

【3位】桃園市の病院コロナ集団感染、28日間で収束

 桃園市の病院で発生した新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)は、1月12日に医師の感染が確認されて以来、病院関係者やその4家族、同病院以外での接触者1人に広がり、緊張が高まったものの、2月9日に確認された看護師の家族を最後に28日間、計21人で収束した。うち1人、看護師の祖母(80代)は死亡した。

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は徹底的に対策を講じた。感染者との接触者に対する14日間の外出制限「居家隔離」の対象を、同病院を1月6~19日に退院した全患者と付添者まで広げ、過去最大規模の累計4,888人に適用した。病院の従業員と業務委託職員を対象にポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査を実施し、2月7日に2,135人全員の陰性を確認してから、19日に同病院の通常運営を再開した。

【4位】半導体産業、日米と連携強化

 車載用半導体不足が続く中、台湾と米国、日本との半導体分野での連携が鮮明になった。

 台湾と米国間の「台米経済繁栄パートナーシップ対話(EPP)」のサプライチェーン協力に関する対話が5日、オンライン形式で開催され、半導体サプライチェーンの協力について協議した。続いてバイデン米大統領が24日、半導体や電気自動車(EV)などに使う電池など重要部材のサプライチェーン(供給網)を見直す大統領令に署名した。王美花経済部長は、今後も引き続き台米関係を強化していくと述べた。

 一方、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は9日、100%出資の日本子会社設立を決定した。梶山弘志経済産業相は12日、わが国が強みを有する材料、装置メーカーとの連携が促進され、国内半導体産業の活性化につながることを期待していると語った。

【5位】テニスの謝淑薇ベスト8入り、大坂なおみに敗北

 テニス全豪オープン女子シングルスは世界ランク71位の台湾の謝淑薇(35)が14日の4回戦で、チェコのマルケタ・ボンドロウソバ(21)をストレートで下し、台湾人女子選手初となるグランドスラム(4大国際大会)ベスト8入りを果たした。グランドスラムが1968年にオープン化して以降、ベスト8に進出した最年長選手となった。

/date/2021/03/04/20tennis_2.jpg謝はボンドロウソバ戦後「自分が18歳のつもりで戦い、試合を楽しんだ」と語った(謝フェイスブックより)

 16日の準々決勝では、日本の大坂なおみ(23、世界3位)に完敗した。大坂なおみは20日の決勝でも勝利し、優勝した。

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