リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2026年3月22日
機械業界 新刊速報記事番号:T00127508

【トピック1】
TSMCの2ナノ量産開始、特殊化学品の台湾国内自給率7割へ
ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、2025年第4四半期に2ナノメートル製造プロセスの量産を開始し、2027年までに台湾国内で最先端プロセス工場7基の稼働を計画しています。これに伴い半導体向け特殊化学品の需要が急拡大しており、サプライチェーンの強靭化(レジリエンス)強化の流れから、台湾メーカーの供給比率は2030年に70%まで上昇すると予想されています。新応材(AEMC)や台湾特品化学(TSC)などが先端プロセス向けの主要サプライヤーとして台頭しています。
【トピック2】
台湾半導体産業2025年の振り返りと2026年の見通し──AIとHBM需要が爆発
AI搭載スマートフォンやデータセンター向け演算需要の伸びを受け、2025年の台湾IC産業の生産額は前年比22.7%増の6.52兆台湾元と大幅に成長しました。2026年もこの好調は維持され、特にAIサーバーが必須とする広帯域幅メモリー(HBM)の需要爆発が牽引し、産業全体で前年比18.3%増の7.7兆台湾元規模に達すると予測されています。
【トピック3】
南俊国際(REPON)、AIサーバー用スライドレールで米クラウド大手に供給
AIサーバーラックへの完全液冷システムの導入が進む中、スライドレールメーカーの南俊国際(REPON)は、自動車グレードの高張力鋼板を採用し、コンマ数ミリ単位の薄型化と高い耐荷重性、漏水防止性能を実現しました。シミュレーションソフトの活用で開発期間を従来の1年から2ヶ月へ大幅に短縮する機動力を見せ、マイクロソフトやアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)など米クラウド大手からの受注を拡大しています。
【トピック4】
台湾手動工具産業、価格競争から価値マーケティングへ転換──2026年Q2より回復へ
地政学リスクや関税政策の不確実性を背景に、2025年の台湾手動工具産業の生産額は前年比2.0%減、輸出額は同6.2%減と厳しい調整局面を迎えました。しかし、業界は従来の「価格競争」から脱却し、全面的なデジタル化やグリーン製造を取り入れた「価値マーケティング」への構造転換を急ピッチで進めており、高付加価値なプロ向け需要を牽引役に、2026年第2四半期から明確な回復軌道に乗ると見込まれています。
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