ニュース 社会 作成日:2022年10月24日_記事番号:T00105433
ワイズニュースこぼれ話先週末は台風20号(アジア名・ネサット)が上陸しなかったものの、北部は思いのほか豪雨に見舞われました。宜蘭県の山間部では土砂崩れで、観光客210人と宿泊施設従業員の計300人余りが数日間立ち往生となり、消防が救助に向かいました。
【ワイズ横丁】
豪雨で山荘に210人立ち往生、消防隊員が徒歩で物資届ける 2022年10月19日
https://www.ys-consulting.com.tw/news/105378.html
日米より少ない消防士
消防といえば、火災発生時の消火活動が思い浮かびますが、こうした災害救助も重要な任務です。
11月26日投開票の統一地方選挙を視野に、野党の時代力量は先月、ニューヨークは消防職員1人当たり人口が519人、東京は731人、シンガポールは925人に過ぎないのに、高雄市は1779人(7月末時点)、台北市は1356人など、台湾の消防職員の負担が重すぎると訴えました。
人口2300万人
では、九州とほぼ同じ面積3万6197平方キロメートルの台湾の総人口は何人でしょうか。内政部の統計によると、2320万人で、日本の総人口1億2483万人(総務省統計局、10月1日現在概算値)の約5分の1です。台北市の人口は246万人と初めて250万人を下回り、人口最大の都市、新北市が398万人と4年ぶりに400万人を割り込むなど、6直轄市の人口も減少傾向です。
人口は、台湾のニュースを読むときに頭に入れておきたい数字です。例えば、ワイズニュースで毎日お伝えしている新型コロナウイルス感染状況。20年からの累計感染者数は700万人を超えました。ということは、感染割合は約30%です。貴社の従業員の感染割合と比べてみていかがでしょうか。
在留邦人は1.5万人
台湾で生活する日本人の数はご存じでしょうか。居留証を保有する在留外国人は76万5793人(8月時点)、うち在留邦人は1万4746人で、意外にも新型コロナ前の19年末の78万5341人、1万3400人と大きな変動はありませんでした。
台湾を数字で知りたい方は、9月からリニューアルしたワイズニュース「経済統計速報」をぜひご活用ください。
経済統計速報
青木樹理
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