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第9回 新年快楽!台湾政府、2023年は何するの?/台湾


ニュース 社会 作成日:2023年1月9日_記事番号:T00106877

ワイズニュースこぼれ話

第9回 新年快楽!台湾政府、2023年は何するの?/台湾

 新年快楽!明けましておめでとうございます。本年もワイズニュースをご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。

 さて、弊社ワイズコンサルティンググループは週末、新年会を開催し、社長が2023年の全社の年度方針を、各事業責任者が事業戦略を、全社員が個人目標を発表しました。

 皆さまの会社はいかがでしょうか。そして、台湾の各省庁は今年、何に力を入れるのでしょうか。

交通インフラやデジタル化

 昨年12月30日、立法院は大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」第4期(2023~24年)の特別予算案、2098億台湾元(約9100億円)余りを可決しました。前瞻基礎建設計画は、国家の長期的発展のため、政府が2017年9月から推進している計画です。第4期では鉄道、水環境、再生エネルギー、デジタル化、地方、少子化対策、食の安全、人材育成と就業促進などを推進します。

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 これまでの第1~3期を振り返ってみると、各地の交通インフラ整備や再生エネルギー、デジタル化などが進んだ実感がありますね。

内需振興かバラマキか、鉄道整備に懸念の声 2017年7月3日

https://www.ys-consulting.com.tw/news/71428.html

全小中学校にクーラー設置へ、2年以内目標 2020年7月8日

https://www.ys-consulting.com.tw/news/90921.html

デジタル化予算3倍に、大型インフラ政策 2020年9月9日

https://www.ys-consulting.com.tw/news/92004.html

 2024年1月の総統選挙まで残り1年、今年も実績作りが進むことでしょう。

青木樹理

青木樹理

ワイズメディア

日本、台湾での金融機関勤務を経て、ワイズニュース創刊年の2007年に入社。副編集長を経て20年より編集長。台湾経済・産業の動向を分かりやすくお伝えするため、台湾社会をウオッチしながら生活しています。

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