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《台湾有事》中国軍機13機が中間線越え、空母「山東」が航行【図表】／台湾

ニュース政治作成日：2023年9月12日_記事番号：T00111089

台湾有事

《台湾有事》中国軍機13機が中間線越え、空母「山東」が航行【図表】／台湾

　国防部は12日、台湾周辺の空海域で、11日午前6時～12日午前6時に、中国軍機延べ22機、艦艇延べ20隻が活動し、うち軍機13機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長線を越えたり、台湾の南西の防空識別圏（ADIZ）に侵入したのを確認したと発表した。戦闘機「殲16」10機が中間線の延長線を越え、台湾の南西を飛行して引き返した。9日に米国とカナダの軍艦が台湾海峡を通過したことへの反発とみられる。

/date/2023/09/12/17pla_2.jpg 11日の中国軍機の飛行経路（国防部リリースより）

　国防部は11日、中国海軍の空母「山東」が鵝鑾鼻（屏東県恒春鎮）から南東へ60カイリ（約111キロメートル）の海域を東の方向に航行し、訓練のため西太平洋に入ったと発表した。

　ペロシ米下院議長（当時）が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は6000機以上となり、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2254機となった。

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