ニュース 政治 作成日:2023年9月13日_記事番号:T00111113
台湾有事国防部は13日、台湾周辺の空海域で、12日午前6時~13日午前6時に、中国軍機延べ27機、艦艇延べ13隻が活動し、うち軍機9機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長線を越えたり、台湾の北部と南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認したと発表した。
12日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は6000機以上となり、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2263機となった。
中国海軍の空母「山東」(後)。国防部は、キッド級ミサイル駆逐艦「基隆」(前)で監視していると説明した(13日=中央社)
また国防部は、13日午前6時以降に戦闘機の殲10、殲16、蘇愷30、運9、運20、空警500や偵察型ドローン(無人航空機)など計35機を確認し、うち28機が中間線を越えたり台湾の南西の防空識別圏に侵入したのを確認したと発表した。戦闘機の一部は、バシー海峡を通過して西太平洋に進出し、中国海軍の空母「山東」で合同訓練を行ったと説明した。
国防部は12日、「国防報告書」を発表し、防衛力強化の方針を示していた。中国の台湾に対する軍事的脅威の拡大や日米豪など同盟国による中国への対抗措置など、中国の脅威についての部分は19ページにわたった。
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