ニュース 政治 作成日:2023年9月18日_記事番号:T00111235
台湾有事国防部は18日、台湾周辺の空海域で、17日午前6時~18日午前6時に、中国軍機延べ103機、艦艇9隻が活動し、うち軍機40機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長線を越えたり、台湾の南西と南東の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、中国軍機の飛来が常態化して以来、最も多かった。
17日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
国防部は、中国軍は地域の安全を脅かし、緊張を高めていると指摘し、一方的な破壊行動を即時やめるよう呼び掛けた。
国防部は15日と16日、中国軍機は、▽15日、延べ9機、▽16日、8機──、中国艦艇は、▽15日、10隻、▽16日、6隻──の活動を確認した。
22年8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は6200機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2356機となった。
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