ニュース 政治 作成日:2023年9月15日_記事番号:T00111211
台湾有事国防部は15日、14日午前6時~15日午前6時に、台湾周辺の空海域で、中国軍機延べ18機、艦艇14隻が活動し、うち戦闘機の殲10、殲16、空警500など13機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、台湾の南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認したと発表した。
14日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
国防部は、10日から5日連続で中国軍機が大量に飛来し、中間線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたことを確認している。訓練のため西太平洋に入った中国軍の空母「山東」が、軍機を発着させていると指摘した。
22年8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は6100機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2316機となった。
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