ニュース 政治 作成日:2023年9月14日_記事番号:T00111172
台湾有事国防部は14日、台湾周辺の空海域で、13日午前6時~14日午前6時に、中国軍機延べ68機、艦艇延べ10隻が活動したのを確認したと発表した。うち戦闘機の殲10、殲16、蘇愷30、空警500や大型の偵察型ドローン(無人航空機)「BZK005」など軍機40機が、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、台湾の南西や東南の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認した。
13日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
中国軍機の中間線越えや防空識別圏への侵入は、▽蔡英文・総統が米国でマッカーシー米下院議長(共和党)と会談した直後、今年4月10日の54機、▽ペロシ米下院議長(当時)が訪台して蔡・総統と会談した直後、2022年8月5日の48機──に次いで多かった。
国防部は12日、台湾有事を視野に、「国防報告書」を発表し、防衛力強化の目標を掲げていた。
22年8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は6100機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2303機となった。
【ワイズPRです】
台湾ニュースを耳より!忙しい毎日のお供に、ワイズニュースを音声ダイジェスト版でお届けします。YouTube、各種ポッドキャスト、ワイズホームページで配信。
検索は、「耳よりワイズ、音声ダイジェスト」
【在台日系企業・日本人向けPRを募集しています】
https://www.ys-consulting.com.tw/pr/390.html
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722