ニュース 政治 作成日:2023年11月1日_記事番号:T00111991
台湾有事国防部は31日午前、中国の戦闘機「殲11」、「殲16」、「蘇愷30(スホイ30)」、爆撃機「轟6」、早期警戒管制機「KJ500」、対潜哨戒機「Y8」、輸送機「Y9」、ドローン(無人航空機)など23機が、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長戦を越え、台湾の南東の防空識別圏(ADIZ)に航行する中国の空母「山東」と合同訓練を行ったと発表した。国防部は、さまざまな手段で状況を厳密に把握しており、軍機や艦艇、沿岸防衛巡航ミサイル(CDCM)システムで適切に対処すると強調した。
31日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
山東は10月26日、他の中国艦艇と共にバシー海峡を通過して西太平洋まで航行していた。
国防部は1日、31日午前6時~31日午前6時に、台湾周辺の空海域で、中国軍機延べ43機、艦艇7隻が活動したのを確認し、37機が中間線やその延長線を越えたり、台湾の南西と南東の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認したと発表した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は6800機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2596機となった。
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