ニュース 政治 作成日:2023年11月3日_記事番号:T00112038
台湾有事国防部は2日午後7時、同日午後4時50分過ぎから、中国軍の戦闘機「殲10」、「殲11」、「殲16」「蘇愷30(スホイ30)」、爆撃機の「轟6(H6)」、対潜哨戒機「Y8」、通信対抗機「Y9」、早期警戒管制機「KJ500」、大型の偵察型ドローン(無人航空機)「BZK005」、偵察・攻撃型ドローン「彩虹4」など延べ20機が、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線を越えて、台湾の北部と中部、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入し、合同訓練を行ったと発表した。
2日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
国防部は3日、2日午前6時~3日午前6時に、台湾周辺の空海域で、中国軍機延べ39機、艦艇8隻が活動し、うち軍機20機が防空識別圏に侵入したと発表した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は6900機以上で、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長戦を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2621機となった。
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