ニュース 政治 作成日:2024年3月6日_記事番号:T00114084
台湾有事海洋委員会(海委会)海巡署は5日、台湾東部、花蓮県の花蓮港から東へ53カイリ(約98キロメートル)の海域で、2月27日午後3時50分に、中国で海上警備を担う海警局の巡視艇3隻が航行しているのを監視システムで確認したと明らかにした。海巡署が巡視艇「南投艦」を同海域に派遣したところ、同日午後10時ごろ3隻が一時的に台湾の海岸線から12~24カイリの制限水域(接続水域に相当)に進入したのを確認し、警告したところ、3隻は同水域から離脱した。6日付中国時報が報じた。
報道によると、中国海警局の巡視艇は尖閣諸島(沖縄県石垣市、台湾名・釣魚台列嶼)周辺の海域を定期的に巡航しているが、台湾の東部海域に出現することは珍しいという。
一方、米海軍第7艦隊のイージス駆逐艦、ジョン・フィンが5日、台湾海峡を航行した。金門沖の中国漁船転覆事件で中台間の緊張が高まっているほか、中国で全国人民代表大会(全人代、国会に相当)と国政助言機関の全国政治協商会議(政協)が開催される中での米軍の動きに、軍事専門家は「絶対に偶然のタイミングではない」と指摘した。
【ワイズPRです】
台湾ニュースを耳より!忙しい毎日のお供に、ワイズニュースを音声ダイジェスト版でお届けします。YouTube、各種ポッドキャスト、ワイズホームページで配信。
検索は、「耳よりワイズ、音声ダイジェスト」
【在台日系企業・日本人向けPRを募集しています】
https://www.ys-consulting.com.tw/pr/390.html
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722