ニュース 政治 作成日:2024年3月6日_記事番号:T00114085
台湾有事国防部は6日、6日午前6時までの24時間に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ14機、中国艦艇8隻を確認したと発表した。台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏(ADIZ)に侵入した軍機は確認しなかった。中間線越えがなかったのは2月26日以来、8日ぶり。中国の気球も確認しなかった。
5日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。確認した中国軍機は累計8200機以上で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2970機だった。
気球は1月1日以降、断続的に飛来を確認しており、累計92機だった。
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