ニュース 政治 作成日:2024年5月17日_記事番号:T00115381
台湾有事国家安全局(国安局)は16日、中国からのサイバー攻撃は15日時点で1日当たり250万件余りと、1月13日の総統・立法委員(国会議員に相当)選挙の後の100万件余りと比べ2倍以上に増加していると説明した。攻撃対象は主に政府機関だ。中央社電などが伝えた。
国安局と外交部などは16日午前、立法院(国会)の外交及び国防委員会で、中国の統一作戦などについて報告した。王定宇・立法委員(民進党)の「20日の頼清徳・次期総統(現副総統、民進党)の就任を前に中国の圧力が強まっているのではないか」との質問に、国安局の柯承亨・副局長は、近年、中国による「グレーゾーン」攻撃が深刻化しており、中国軍の動向を毎日監視しているが、異常はないと説明した。
国安局は、サイバー攻撃で侵入される可能性のある脆弱ポイントの特定に取り組むと説明した。
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