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《台湾有事》中国軍機45機が飛来、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年5月15日_記事番号:T00115327

台湾有事

《台湾有事》中国軍機45機が飛来、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾

 国防部は15日、14日(15日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ45機、中国艦艇を6隻確認し、うち軍機26機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、北部や南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。14日午後5時以降、うち軍機23機が台湾周辺の空域で活動し、15機が台湾海峡の中間線を越え、防空識別圏に侵入し、中国の艦艇と合同でパトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行った。

/date/2024/05/15/17pla_2.jpg14日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)

 14日の中国軍機45機の確認は、2023年9月18日の55機以来、最も多かった。最も接近した軍機は、基隆市から41カイリ(約76キロメートル)の距離だった。

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 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計1401機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計557機となった。

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