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《台湾有事》中国は来年にも開戦準備完了=米専門家/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年6月17日_記事番号:T00115906

台湾有事

《台湾有事》中国は来年にも開戦準備完了=米専門家/台湾

 米国連邦議会の諮問委員会、米中経済・安全保障調査委員会(USCC)が13日に開いた公聴会で、複数の専門家が、中国は台湾海峡での衝突や米国との交戦などの非常事態を想定した準備を進めていると指摘した。トランプ政権時代に大統領補佐官を務めたクリフ・シムズ氏は、一部情報機関は、中国軍は来年にも開戦準備が完了すると予測していると語った。15日付自由時報が報じた。

/date/2024/06/17/17oudkirk_2.jpgオウドカーク所長は、米国の基準を満たせば、台湾の民間企業が情報セキュリティーや無人航空機(ドローン)など防衛産業のサプライチェーン(供給網)入りを果たす可能性があると語った(14日=中央社) 

 民間の情報アナリスト、デビン・スローン氏は、中国軍の報告によると台湾侵攻には列車3000両と車両100万台、航空機2100機が必要となると説明した。侵攻に向けて動員レベルを戦時状態に引き上げようとすれば、中国の交通に顕著な異変が生じるとの見方を示した。中国は台湾侵攻の3〜4カ月前に総動員を下すと予想した。

 一方で米シンクタンク、ランド研究所のアナリスト、ティモシー・ヒース氏は、北京の政府上層部に、ただちに開戦しようとする意思は見えないとの認識を示した。

 間もなく退任する米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)台北事務所のサンドラ・オウドカーク所長は14日に最後の記者会見を行い、米国の台湾に対する党派を超えた支持は盤石で、米大統領選挙の結果によって変化することはないと強調した。

 

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