ニュース 政治 作成日：2024年6月19日_記事番号：T00115957
台湾有事国防部は19日、18日（19日午前6時までの24時間）に、台湾周辺の空海域で中国軍機延べ18機を確認し、うち12機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、南東と南西の防空識別圏（ADIZ）に侵入したのを確認したと発表した。中国艦艇は6隻の活動を確認した。
18日の中国軍機の飛行経路。一部の軍機は台中市から59カイリ（約109キロメートル）の距離まで接近した（国防部リリースより）
ペロシ米下院議長（当時）が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計1881機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計873機となった。
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