ニュース 政治 作成日:2024年6月18日_記事番号:T00115932
台湾有事国防部は18日、17日(18日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機延べ20機を確認し、うち12機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、南東と南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認したと発表した。無人機(ドローン)1機が台湾本島の最南端、鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)から39カイリ(約72キロメートル)の距離まで接近した。中国艦艇は7隻の活動を確認した。
17日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計1863機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計861機となった。
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