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《台湾有事》金門沖の中国漁船転覆死事件、陸委会「双方が誠意示した」/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年8月2日_記事番号:T00116780

台湾有事

《台湾有事》金門沖の中国漁船転覆死事件、陸委会「双方が誠意示した」/台湾

 2月14日に金門県の周囲に台湾側が設定した「禁止・制限水域」(領海、接続水域に相当)内で漁を行っていた中国の漁船が、台湾当局の取り締まりから逃れる際に転覆し、中国人船員2人が死亡した事件に関し、30日に中台が合意文書に署名したことについて、中国に関する政策を担当する大陸委員会(陸委会)の梁文傑・副主任委員は1日の記者会見で、両岸(中台)双方が解決を望み、互いに誠意を示した結果と述べた。2日付旺報などが伝えた。

 合意文書には、中国の国務院台湾事務弁公室(国台弁)が使用している「悪意ある追突事件」ではなく、中立的な「突発的衝突事件」の表現が採用されるとみられていたが、 国台弁は31日、「悪意ある追突事件」と表現し、両岸の当局間の協議とは無関係と強調する声明を発表した。

 合意文書には、台湾の現役軍人が3月17日に金門沖で釣りの最中に遭難し、中国に救助された事案などについて善処するとの内容が盛り込まれたとされる。国民党の陳玉珍・立法委員は1日、8月7日に男性の家族と共に中国に迎えにいくと語った。

 一方、澎湖県南部の離島、七美嶼の周辺海域で31日、台湾籍の漁船が中国籍の漁船と接触する事件が発生した。台湾漁船の船長は漁網を引き上げている最中に、相手から船体をぶつけられたと証言した。

 

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