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《台湾有事》チェコ下院外交委員会、中国が国連決議歪曲と非難/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年12月13日_記事番号:T00119146

台湾有事

《台湾有事》チェコ下院外交委員会、中国が国連決議歪曲と非難/台湾

 チェコ代議院(下院)外交委員会は12日、国際連合(国連)における中華人民共和国の代表権を認めた1971年の国連第2758号決議(アルバニア決議)は台湾の政治的地位には言及していないにもかかわらず、中国は「一つの中国原則」と結び付け、歪曲(わいきょく)していると非難する動議を可決した。13日付自由時報が報じた。

 動議は日本や欧米諸国を含む民主主義諸国の国会議員によって設立された国際議員連盟「対中政策に関する列国議会連盟」(IPAC)の共同代表を務めるエヴァ・ドクロワ議員らによって提出された。その中で、国連決議を歪曲する行為は国連の合法性および国際法の原則に危害を及ぼしていると強調し、国連加盟国に対し、アルバニア決議をさまざまな分野で乱用する試みを批判するよう呼び掛けた。

 また動議の中では、世界保健機関(WHO)や国際民間航空機関(ICAO)といった国際組織への台湾の有意義な参加を支持すると表明された。

 チェコのほか、▽オーストラリア、▽オランダ、▽欧州連合(EU)、▽カナダ、▽英国──の政府や立法機関が中国の行為を批判する声明を発表している。

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