ニュース 政治 作成日:2024年12月13日_記事番号:T00119147
台湾有事国防部は12日、中国軍が浙江省と福建省以東に7つの「空域保留区」を設置したことを受けて9日に開設した緊急対応センターを閉鎖した。国防部の梅家樹・参謀総長は、監視を継続して中国軍の動向を把握し、国土の安全を守ると強調した。13日付中国時報が報じた。
中国が近く大規模な軍事演習を実施するとの見方についてある海軍の退役軍人は、演習を実施する場合、中国の艦船は4~6隻の編隊を組むことになるが、ここ数日の活動ではこうした動きは見られず、かつ中国が保有する空母2隻も出動していないと、実施に懐疑的な見方を示した。
一方、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)報道官の1人は、中国は軍事演習の実施を発表していないが、地域内での軍事活動は過去の大規模演習と同様のレベルに活発化していると指摘した。ただ頼・総統が11月30日~12月6日の外遊でハワイとグアムに立ち寄ったことが演習実施の原因ではないとの見解を示した。
日本の防衛省統合幕僚監部の発表によると、12日午前0時から9時ごろにかけて、中国海軍のジャンダオ級小型フリゲート2隻、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦2隻など6隻が沖縄本島と宮古島との間の海域を北西進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。うち5隻は今月5日に鹿児島県沖の大隅海峡を東進、1隻は7日に沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進していた。
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