ニュース 政治 作成日:2024年12月12日_記事番号:T00119125
台湾有事国防部は12日、11日(12日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ34機、中国艦艇16隻を確認し、うち軍機22機が台湾海峡の中間線を越え、北部や南西、東部の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。
11日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
頼清徳・総統が米ハワイやグアムに立ち寄った外遊から6日夜に帰台した後、中国は、9~11日に浙江省と福建省の東の空域7カ所に「空域保留区」(特定の活動や目的向けに確保された空域。進入には許可が必要)を設定していた。9日は台湾周辺で中国軍機47機を確認、10日は53機を確認しており、大規模な軍事演習を実施するとみられていた。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計4940機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2983機となった。23年は中国軍機4714機を確認し、うち1703機が中間線などを越えた。
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