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《台湾有事》日本の防衛白書、中国のグレーゾーン作戦指摘


ニュース 政治 作成日:2025年7月16日_記事番号:T00122928

台湾有事

《台湾有事》日本の防衛白書、中国のグレーゾーン作戦指摘

 日本の防衛省は15日に発表した2025年版の防衛白書で、中国が22年8月以降、台湾周辺の海空域でたびたび実施している軍事演習について、「対台湾侵攻作戦を含む台湾の統一に向けた軍事作戦の一部が演練されている可能性がある」と指摘した。16日付中国時報が報じた。

 防衛白書は、中国は、台湾周辺での一連の活動を通じ、中国軍が常態的に活動している状況の既成事実化を図るとともに、実戦能力の向上を企図していると指摘。現在、軍事的威嚇、封鎖などが台湾に対する主要オプションとの認識を示し、海警を前面に展開させ、グレーゾーンでの台湾封鎖を行う可能性があると指摘した。

 防衛白書は、中国は過去30年以上にわたり透明性を欠いた状態で軍事費を拡大し続けており、中台の軍事バランスは中国側に有利な方向に急速に傾斜していると指摘した。

 米国の上院軍事委員会で先ごろ、2026年国防権限法案(NDAA)が承認された。例年のNDAAには、ハワイ周辺海域で米軍主催により実施される各国海軍の合同軍事演習、環太平洋合同演習(リムパック)への台湾軍の招待を「提言する」との文言が含まれていたが、今年は「強く提言する」と表現が強められた。法案は近く、上院本会議で採決される見通しだ。

 

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