第65回 二月半そば 高雄店(台湾弼奥 大吉正明総経理)


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年7月5日

総経理のちょっといい店

第65回 二月半そば 高雄店(台湾弼奥 大吉正明総経理)

記事番号:T00065081

 こちら高雄ではカンカン照りの天気が続いており、ちょっと外出するだけでも汗でびっしょりになりますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?こんなに暑い日が続くと食欲が出ず、こってり系よりあっさりしたものが食べたくなりませんか?あまり食欲がないときの日本食といえば、やはりそば。冷たく、ツルツルと喉越しもよいですよね。でも味にうるさい(?)日本人駐在員を満足させるようなお店が高雄にあるかって?ご安心ください。ご紹介できますよ。

/date/2016/07/05/20ii3789_2.jpg二月半そばの楊総経理(左)と台湾弼奥の大吉総経理(右)

 本格的なおそば屋さん、「二月半そば」高雄店をご紹介くださるのは台湾弼奥の総経理、大吉正明様。まず会社のご紹介です。「当社は、フジクラの配電線用部品製造会社として大発工業区(高雄市)に設立、今年で30年目になります。フジクラはエネルギー、情報通信向けケーブル、エレクトロニクス向け部品・ワイヤを製造販売しています。当社はエネルギー、情報通信向け金物を生産し、台湾、日本はもちろん、欧米にも輸出しています」。

 大吉様にお店を知った経緯をお伺いしました。「私が初めて二月半そばを知ったのは、散歩の途中で看板を見かけたときでした。当時はそば屋があるなぁという程度で、場所も覚えていなかったのですが、高雄滞在1年が過ぎたころ、猛烈にそばが食べたくなり、台湾人の友人に訴えたところ、二月半そばに連れて来られました。高雄で本格的な日本そばが食べられる店は少ないようで、そばならここ!と迷わず推薦してくれました」。

「とろろぶっかけそば」がお勧め

 早速おそばを頂きましょう。お勧めは、山薬泥温泉蛋十割蕎麦冷麺(玉とろろぶっかけそば)220台湾元です。ひきたてそばの風味と、とろろがうまくマッチングして温泉卵のこってり感がそばのあっさり感とうまく溶け合い、絶妙なハーモニーが味わえます。見た目よりボリュームがありますので、食べ過ぎにはご注意を。

/date/2016/07/05/20ii3781_2.jpg玉とろろぶっかけそば。彩りも爽やかです

 サイドメニューは、酥炸海鮮餅(澎湖海鮮フライ)120元。揚げたてを頂きました。磯の香りいっぱいの海鮮が詰まっており、日本では味わったことのない香ばしい海鮮すり身のフライでした。

/date/2016/07/05/20ii3778_2.jpg澎湖海鮮フライ。サクサクの衣にすり身がぎっしりと詰まっています

 鰹魚炙焼・自家製柚子醤酢(カツオたたき)120元は日本からの輸入だそうで、新鮮で文句なしの一品です。おいしく頂きました。

/date/2016/07/05/20ii3777_2.jpgカツオたたき。大ぶりで一口では食べきれません

 デザートは日本風の黒糖年糕(きな粉餅)80元。揚げたてのお餅をきな粉と黒糖で頂きます。

明治13年創業の老舗店が指導

 では、「二月半そば」の総経理、楊延発さんからお店のご紹介です。「高雄店は3年目で、台湾人の調理師4人とサービス担当4人で運営しています。日本人の板前さんはいませんが、明治13年創業の日本・神田の老舗店の調理師に開店当時から教えを請い、メニュー構成、そばの作り方まで全てご指導いただきました。今でも半年に1回の指導をお願いし、我々も日本に出張して勉強しています。

 そば屋はそば打ちが最も大切ですので、品質を安定させるため、日本から自動そば打ち機を160万台湾元で購入しました。そば粉は台湾製です。いろいろ試した結果、一番おいしく、品質もコントロールもしやすい彰化県産を使用しています。毎朝必要な量のみ店内で作っています。

 お店のコンセプトは『健全、健康』で、できるだけ調味料を使用せずに、天然のものを使用しています。

 最もこだわったのは内装です。個性的で落ち着いた日本風の雰囲気にしたかったので、内装は全て日本製、工房『杢』の家具で統一しました。一式を日本から輸入し、内装費は約1,500万元かかりました」。

 自慢のテーブルは、日本でもなかなか見ることができない国産家具独特のぬくもり、木の質感、木の性質を生かした加工法などが一目で分かる、落ち着きのある立派なものです。

/date/2016/07/05/20ii3793_2.jpg自慢のテーブル。存在感がすごいですね

 また総経理の楊さんは、日本でも有名なコンサルタントで作家だった邱永漢さん(1924~2012年)の部下で、37年の付き合いがあったそうです。

 こだわりの食材にこだわりの内装、落ち着いた雰囲気。二月半そばでぜひ一度、おそばを味わい、暑い夏を乗り切って下さい。お店の広さは69坪で54席ございます。土曜、日曜は予約された方が安心です。

(取材/ワイズコンサルティング・大坪豊)

二月半そば 高雄店

住所:高雄市前金区中山二路547号1樓
電話:07−215−0193
定休日:毎週水曜日
営業時間:ランチ  11:30~14:30
     ディナー 17:30~21:30
駐車場:付近に有料駐車場が多数ございます
※台北店もございます

大坪豊

大坪豊

南部営業担当

兵庫県出身。水産関係の商社を経て台湾は7年目。高雄法人部などの活動にも参加。南部の企業様のお役に立てるように日々頑張っています。

総経理のちょっといい店