はじめまして。ワイズコンサルティングでＩＴを担当しております宇都宮武則と申します。来る10月22日のワイズオープンセミナー「成功する新規事業の立ち上げ方」で、パネルディスカッション「失敗から学ぶ新規事業策定」のパネリストを務めさせていただきます。皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

宇都宮武則です。ソフトウエア会社での長い経験を経て、今年ワイズに入社しました

　私はもともと高雄市在住で、今回は台湾鉄路（台鉄）高雄駅から徒歩10分の本格海鮮中華料理店「翠苑海鮮餐庁」をご紹介します。金園大飯店の２階にあり、私が高雄市に日本のソフトウエア開発会社の支社を立ち上げた1994年ごろから20年以上にわたって利用しています。

　翠苑は一流ホテルから招かれた広東料理のシェフが料理長を務めており、味には定評があります。海鮮中華と飲茶がメーンで、定番メニュー以外にも２カ月ごとに変わる料理長のお薦めメニューがあり、たびたび行っても飽きません。

必食のかぼちゃの海鮮スープ

　私は今年６月に台北に引っ越してくるまでは、２カ月に１回は家族で翠苑で食事をしていました。その際、必ず注文したのが「黄金海鮮羹（かぼちゃの海鮮スープ）」（240台湾元）です。エビやイカ、小さく切った魚の切り身が入ったかぼちゃスープで、一口飲むとかぼちゃの甘い香りが口の中に広がり、その後、海鮮の具のプリプリとした食感が楽しめます。かぼちゃの甘さと海鮮の潮味の組み合わせはまさに絶妙と言えます。

かぼちゃの海鮮スープ

　ちなみに同店は「台式魚翅羹（台湾式フカヒレスープ）」（150元）も、具材がたっぷり、濃厚な味の絶品です。ご飯とよく合います。

　料理でよく注文するのは「海参燴虎掌（ナマコと豚筋煮込み）」（330元）です。ナマコと豚足の筋をしょうゆと砂糖ベースの甘だれで煮込んだ料理で、黒っぽいナマコが載った皿を初めて見たときは驚きましたが、甘だれが染み込み、よく煮込まれ、とろみのあるナマコの食感に病みつきになりました。メニューに登場したのは３〜４年前で、翠苑にとって新しいヒット料理と言えるでしょう。

ナマコと豚筋煮込み

飲茶も本格派

　翠苑は飲茶も30品以上のメニューをそろえる本格派です。私のイチオシの一品は「翠苑蝦餃皇（エビの水晶包み）」（80元）。透明な皮をまとったエビの蒸しシューマイで、赤いエビは見た目も食感も良く、一口サイズで食べやすく、エビの味が口の中いっぱいに広がって満足感が得られます。

エビの水晶包み

　海鮮中華料理店のため、魚、エビ、カニ、イカ、貝類など、海の食材を使った料理が豊富なことはもちろんですが、同店は料理にエビとイカを入れることが多いように感じます。エビが好きな人には特にお薦めです。

　翠苑は本格派ながらカジュアルな格好で気軽に入店でき、多くの常連客が通っています。コース料理も平日４人コースで699元からとリーズナブルです。ご家族、ご友人、会社の仲間らと円卓を囲みたくなりましたら、どうぞお試しください。

（取材／ワイズコンサルティング　宇都宮武則）

翠苑海鮮餐庁（高雄金園大飯店２階）
住所：高雄市三民区九如二路112号
電話番号：07−311−9011
営業時間：11：00～16：00
17：30～21：00
定休日：なし
駐車場：あり
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