ニュース 商業・サービス 作成日:2016年4月26日_記事番号:T00063811
総経理のちょっといい店皆さん、こんにちは。だんだん南部特有の蒸し暑さが増し、そろそろスタミナ補給をお考えのきょうこの頃ではないでしょうか。今回久しぶりに台南からご紹介するお店は、元空軍パイロットが経営する異色のステーキハウスです。一体どんなお店なのでしょうか。
今回「WEAST STEAK HOUSE 東西小棧牛排西餐」をご紹介頂いたのは、台南科技工業区にある台湾艾迪科精密化学の草野昭二総経理です。同社はADEKAの100%子会社として2004年に設立され、今年で13年目を迎えます。台南市の本社・工場の他、台北市にも営業所があります。主な生産品目は液晶パネル用カラーフィルターのブラックレジストと現像液で、回路基板用エッチング液の製造販売代理やADEKAの半導体材料、化粧品原料など化学品の販売代理店を手掛けています。
草野昭二総経理(中)と、王永賢オーナー(左)、王淑芬夫人(右)
草野総経理が東西小桟を知ったのは2年前、台湾大手パネルメーカー総経理が、前任総経理の送別会と草野総経理の歓迎会を合わせた会を開いてくれたときでした。あまりのおいしさにファンになり、社内の送別会や食事会などでときどき利用されているということです。
パイロット退役しステーキ店
東西小棧の王永賢オーナーはかつて空軍パイロットとして米国に6年間駐在しました。その際、ステーキの肉のおいしさを知り、退役後に地元の台南で安くておいしいステーキを提供するお店を開こうと決意。駐在中、奥さまと一緒にステーキの作り方を熱心に研究しました。
空軍パイロットは退役後、民間航空会社に転じる人も少なくありません。しかし王さんは家族との時間を大切するため、あえて家族で一緒にできるお店経営の道を選びました。店内には空軍時代の戦闘機のレプリカや戦闘機の大きなパネルなどが飾られていて、興味があるお客には親切に質問に答えているとのことです。
こだわりのCAB
今回いただいたステーキは「CAB Prime Rib eye 8oz」(1,320台湾元)のコースです。サラダ、アヒル肉の前菜、スープに続いて、メインディッシュとして登場しました。こだわりのCAB(Certified Angus Beef)クオリティービーフは柔らかくジューシー、コクと旨みが十分で、普段あまり肉を食べない私でもあっという間に平らげてしまいました。日本の霜降り牛肉に近い印象で、食後は胃にもたれず、意外とあっさりとした食感さえしました。
CAB Prime Rib eye 8oz。焼き加減も絶妙です
アンガス牛の起源は英スコットランドのアンガス州で、全身を被う黒毛が特徴です。霜降りと赤身のバランスが適度に取れ、柔らかくてジューシーな牛肉として知られています。CABはそのアンガス牛の中でも2割弱の最高級品だけに認めらる品質保証です。
最高の満足を求める
王オーナーは独自のレシピを作成して、常に同じ味、最適な焼き加減を保てるようにしています。ステーキに添えるのは、肉汁をあふれずさせずにカットできる切れ味最高の仏製ラギオールナイフで、お客に最高の満足を感じてもらえるよう工夫しています。
落ち着いた雰囲気の内装で、ガラスケージ内に戦闘機の模型が飾られています
お店の広さは1階70坪、2階20坪で、1階に38名、2階に20名で合計50名ほどのお席がございます。営業はこの場所で3年目ですが、以前の場所(小東路)では場所が分かりにくく、駐車が不便だったため現在地に引っ越しました。
清潔で明るく、気軽にお食事を楽しめるできる雰囲気の東西小棧は、私にとっても今後また利用したいと思う一店です。台湾のステーキは今ひとつと感じていらっしゃる方にこそ、ぜひ一度足を運んで頂きたいお店です。
(取材/ワイズコンサルティング・大坪豊)
WEAST STEAK HOUSE 東西小棧牛排西餐
住所:台南市東区崇徳路108号
電話番号:06-290-9345
営業時間:ランチ 11:30~14:30
ディナー 17:30~21:30
定休日:毎週火曜日午後(ご注意を)
駐車場:店の前に無料共同駐車場(20台)
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