第78回 稲庭うどん 佐藤養助(永華機械工業 平山博章副董事長)


ニュース 商業・サービス 2019年11月28日

総経理のちょっといい店

第78回 稲庭うどん 佐藤養助(永華機械工業 平山博章副董事長)

記事番号:T00087142

 皆さん初めまして。今回初めて「総経理のちょっといい店」コラムを書かせていただく、ワイズコンサルティング営業部の原法子と申します。料理が大好きで、大抵のものは自分で作ってしまうのですが、本欄では自宅では味わえないようなステキなお店を紹介していきたいと思っています。

 今回は、台北市中山区の「稲庭うどん 佐藤養助」を、永華機械工業の平山博章副董事長にご紹介いただきました。平山さんは2014年から台湾駐在。同社はKYBの台湾現地法人で、主に自動車やバイクのショックアブソーバーを製造しています。

/date/2019/11/28/20column1_2.jpg永華機械工業の平山副董事長(右)と佐藤養助・日和稲庭の川村総経理(左)

創業150年、本場稲庭うどん

 佐藤養助は、江戸時代は万永元年(1860年)創業の老舗稲庭うどん店で、本店は秋田県湯沢市稲庭町。本場の稲庭うどんを、台湾に居ながらにして気軽に味わうことができます。

 同店の場所は、台北都市交通システム(MRT)南京復興駅から徒歩1分ほど。4番出口を出て南京東路を復興北路方面に進み、最初の角を曲がったところにあります。白を基調としたシンプルな内装にジャズが流れる店内に、思わず「ここがうどん店?」と驚いてしまいました。

/date/2019/11/28/20column5_2.jpgカフェのようなガラス張りのおしゃれな外観

全て手作り、日本から空輸

 同店の稲庭うどんは、全て日本で作られたものを空輸。機械は使わず熟練の職人による手作業のみの製法にこだわり、完成までの工程は4日に及びます。江戸時代には秋田藩の御用達、明治時代には宮内省よりお買い上げの栄を賜り、今でも変わらぬ伝統の技で本物の味を伝えています。

/date/2019/11/28/20column4_2.jpgつやつやと美しい稲庭うどんの「二味ざる」

 台湾には13年に台湾企業との合弁で出店。合弁先の社長が東京の銀座店を訪れた際、熱烈なアプローチを受けて出店が決まったのだとか。その後16年には合弁を解消、現在の場所に移りました。

 同店を運営する日和稲庭総経理の川村勝行さんは、秋田出身。稲庭うどんをはじめ、きりたんぽ、いぶりがっこなどの秋田の郷土料理や日本酒を台湾に少しでも広めたいと、日々腕を振るいます。店の入り口には直販コーナーがあり、秋田の郷土料理をお家で楽しむことも。

 川村さんは「うどんはもちろんのこと、お刺し身やお肉などの一品料理にもこだわっています。目指すはお酒も飲めて、秋田の味を楽しみながらゆっくりできるうどん屋さんです」と話してくださいました。

多彩なメニューも魅力

 ご紹介いただいた平山さんは、さまざまな一品料理があるところが同店がお気に入りの理由です。初めて来店した際に出されたブリのお刺し身が絶品で、ただのうどん店ではないなと感じたのだとか。素材だけでなく調理の仕方にも工夫が感じられることも好感が持てると語ってくれました。

/date/2019/11/28/20column2_2.jpgお刺し身を楽しみに来店されるお客さまも多いです

 この日のお薦めは、ブリとマグロのお刺し身(780台湾元=約2,800円)。マグロは「脳天」と呼ばれる頭のてっぺんに当たる、1本からほんの少ししかとれない貴重な部位を使っています。脂がたっぷり乗っていますが、決してしつこさはなく、口に入れるとふんわりとろけます。

 続いて近江牛のたたき(680元)。あえて脂身の少ない、もも肉のみを使用。お肉のうま味と甘味が口の中に広がります。

/date/2019/11/28/20column3_2.jpgこだわりが詰まった「近江牛のたたき」

 他にも数品のお料理の後、いよいよ看板メニューの冷やしざるうどん「二味ざる」(230元)の登場です。盛られたうどんはつやつやと美しく、崩してしまうのがもったいないくらい。ほんのり甘味があるごまだれと、さっぱりした醤油(しょうゆ)だれでいただきます。稲庭うどんならではの絹のような、なめらかな口当たりに加え、適度にコシがあり、喉越しがつるっとしているので、おなかいっぱいのはずなのに、あっという間に平らげてしまいました。

 ざるうどんだけでなく、温かいうどんもあります。これからの寒い季節は、きりたんぽ鍋もいいかもしれませんね。

さまざまなシーンにマッチ

 平山さんは、何を注文してもおいしい上に値段も手頃なので、友人との会食に、会社の送別会にと、さまざまなシチュエーションで使われているそうです。

 おいしいうどんが食べたい!そんな時はもちろん、ご家族でのお食事、デートにもぴったりな「稲庭うどん 佐藤養助」。皆さまもぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?

(取材/ワイズコンサルティング 原法子)

「稲庭うどん 佐藤養助」
住所:台北市中山区南京東路三段216巷2号
電話番号:02−8772−6836
営業時間:11:30~15:00/17:00~22:00
定休日:日曜日

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