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記事番号:T00071748
2017年7月18日15:57

 今回は、高雄市楠梓区の輸出加工区の近くにあり、昼食や突然の来客に利用でき、手軽かつおいしい中華料理の「金御閣」をご紹介します。ご紹介者は英特科学(インタース台湾)の三雲勝文総経理です。

/date/2017/07/18/20iimise6_2.jpg左から英特科学の三雲総経理、オーナーの曽さん、店長の呉さん

 英特科学は44年前に楠梓加工区に設立された、ガラス体積計、ガラス加工品を製造販売する会社です。新製品の開発を進めつつ、OEM(相手先ブランドによる生産)も含め日本などアジアや欧米に販売しています。三雲総経理は7代目の総経理として3年前に高雄に赴任しました。

 三雲総経理が金御閣を知ったのは駐在前に初めて楠梓を出張で訪れたとき。社員の案内で昼食を食べに来ました。日本人の口に合うお店を加工区の周りで見つけるのは大変だと感じていたのですが、「おいしい!」と素直に思えたことを今でも覚えているそうです。

 オーナーや店長の人柄も魅力的で、今や日本からお客様が出張で来られると、必ず連れて行くお店として重宝しています。日本人出張者のリピーターも増えているとのことです。

トロトロのトンポーロー

 お薦め料理は、筍乾東坡肉(トンポーロー、390台湾元)。定番中の定番の中華料理です。9時間も煮込んでいるので、とろけるほど柔らかく、ジューシーです。赤身と脂身のバランス、味付けが絶妙で、ご飯が何杯でも進みます。

/date/2017/07/18/20iimise1_2.jpgトンポーロー。見るからにおいしそう

 次も定番料理、麻婆豆腐(160元)です。適度な辛さを保ちつつ、コクとうまみが見事にミックス、これもご飯にぴったりです。

/date/2017/07/18/20iimise2_2.jpg麻婆豆腐。見た目ほどは辛くないです

 このほか、プリプリの新鮮なエビがたっぷり入った蝦仁烘蛋(エビ入り卵焼き、220元)や新鮮な鶏肉をあっさり味わえる陳香醉雞(鶏の紹興酒蒸し、250元)、シャキシャキの清炒空心菜(180元)などがお薦めです。

甘党に朗報

 甘党の方は手作りの銀絲卷(揚げパン、1本50元)をホカホカの揚げたてでぜひご賞味ください。

 さらにうれしいお知らせがあります。食後に出されるデザートが本当においしいのです。小さいお餅が油でカラッと揚げてあり、中にゴマとアズキが入っています。外はカリカリで中はジューシー。これだけでも、また来店したくなる一品です。

/date/2017/07/18/20iimise4_2.jpgお待ちかねの隠しメニューです

 料理はいずれも一品で3~4人分ほどのボリュームですので、大勢で円卓を囲むと楽しいですね。値段もかなり安いと感じました。お店は楠梓加工区から車で5分。広さは120坪で、客席は2階を含め280席です。

/date/2017/07/18/20iimise5_2.jpg店内は広々

趣味が高じて

 調理も担当するオーナーの曽啓明さんは、大学時代に自転車のロードレースの大会で台湾代表に選ばれ、群馬県で開催された試合に出場したこともあるほど、多趣味で凝り性な性格。

 料理も趣味の一つで、2004年に四川省で1年間、料理修行をしたそうです。中華料理は北京料理、上海料理、四川料理など8つに分類され、「八大料理」と呼ばれています。曽さんはそれらの中で、自身にとっておいしい料理を台湾人の味付けで再現したいと考えて金御閣をオープンしました。不要な調味料や添加物、甘味料などを一切使用しないことがこだわりです。

 曽さんはまだ38歳。ライオンズクラブやボランティア活動などの地域貢献、外国人バックパッカーへの宿の提供なども行っており、高雄の食文化の次世代代表として、金御閣の多店舗展開を検討しているそうです。

(取材/ワイズコンサルティング・大坪豊)

金御閣
住所:高雄市楠梓区徳民路938-2号
電話:07-365-7569
営業時間:11:00~14:00
     17:00~21:30
駐車場:なし(お店の前に路上パーキングあり)
定休日:年中無休
ご注意:クレジットカードは使用できません

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