ニュース その他分野 作成日:2019年12月27日_記事番号:T00087662
月間5大ニュース5月24日、同性婚を認める特別法が施行され、各地の戸政事務所に526組の同性パートナーが結婚登記を行った。同性婚を正式に認めたのはアジアで初めてで、9月末時点では2,155組に達した。
結婚式の姿で結婚登記に望んだ同性パートナー。同性婚が認められることを切望していた人も少なくなかった(中央社)
同性婚の合法化は、2017年に司法院大法官会議が同性婚を制限する民法規定に違憲判断を下し、関連法規の改正を2年以内に行うよう求めたことを受けたもの。ただ、18年11月に住民投票で同性婚に反対の民意が示され、民法改正ではなく、特別法の制定によって同性婚合法化を実現した。
同性婚を認めている世界の国・地域は現在27。伝統的な家族観を重んじる傾向のアジアで台湾が先陣を切った背景には、少数者の権利やリベラリズムを重視する民進党が多数与党で、法案を推進しやすい環境となったことが挙げられる。人権を抑圧する中国との対比で、台湾の取り組みを国際社会にアピールする意図もあったとの分析もなされている。
10月26日台北市で、LGBTQ(性的少数者)らによるパレードが行われ、主催者側発表で過去17年で最多の20万人が参加した。台湾がアジアでLGBTQに理解のある進歩的な地域として認識されていることの反映といえる。
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