記事番号:T00116175
<最新刊目次>
・致茂電子(クロマ)のSLT装置、エヌビディア向け独占供給
・台湾再生可能エネルギー産業の2024年第1四半期概況と今後の展望
・台湾電子材料産業の2024年第1四半期概況と今後の展望
・台湾手動工具産業の2024年第1四半期概況と今後の展望
電子計測器大手の致茂電子(クロマ)は15年前から米エヌビディアのグラフィックスプロセッサー(GPU)のシステムレベルテスト(SLT、半導体が搭載されるシステム上で正しく動作するか検証するテスト)装置を独占供給している。2023年のSLT装置の売上高は約16億8000万台湾元で、売上高構成比は約9%だった。SLT装置の売上高は26年に30億元へとほぼ倍増する見通しだ。
クロマのSLT装置は幅3メートル、奥行き4メートル、高さ1.5メートル以上、重さ2トン。摂氏マイナス70度~摂氏150度の温度環境で同時に32個の半導体をテストできる。GPUの場合は摂氏60~70度で20分以上テストする。最新の装置はテスト可能な半導体の数、種類、性能などいずれも世界最先端で、不良品率をほぼゼロに抑えることができる。
エヌビディアの良品率向上に貢献
エヌビディアは通常、装置や部品などのサプライヤーを分野ごとに2社以上確保しているが、規模でクロマを大きく上回り、2社で半導体検査装置市場を寡占する……
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