リサーチ 経営 マーケティング 作成日:2024年6月12日
機械業界 新刊速報記事番号:T00115835
<最新刊目次>
・半導体設備・伝動機械の海外需要増加、2024年下期台湾機械産業は景気拡大期へ
・台湾製造業の2023年研究開発費、2.9%増の6927億元
・半導体装置の家碩科技(Gudengイクイップメント)、台南工場26年量産へ
・台湾ポンプ・コンプレッサー・コック及びバルブ製造業の2024年第1四半期概況
<半導体設備・伝動機械の海外需要増加、2024年下期台湾機械産業は景気拡大期へ>
一、産業概況
台湾機械産業の2024年第1四半期(1~3月)の生産額は2471億3000万台湾元で、前期比8.6%減、前年同期比1.4%減だった。上位3カテゴリーの▽ハイテク生産設備、▽産業機械、▽流体機械の生産額合計が全体の過半を占めた。
1.ハイテク生産設備
24年第1四半期の生産額は563億6000万元で、前期比5.6%減、前年同期比1%増だった。非需要期だったことに加え、半導体メーカーの先進製造プロセス設備への投資が予想を下回ったためだ。
半導体設備の24年第1四半期の生産額は前年同期比3.7%増加した。ディスプレイ生産設備の生産額は5.4%減少した。液晶パネルメーカー各社が減産などの生産調整を進めたためだ。
ハイテク生産設備の24年第2四半期(4~6月)の生産額は前期比2.5%増、前年同期比8.3%増の577億7000万元となる見通しだ。半導体産業の景気が回復する中、先進製造プロセス向けなどの設備需要が拡大する予想される。
2.産業機械
24年第1四半期の生産額は367億9000万元で、前期比1.7%減、前年同期比21.7%増だった。
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