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【新刊ハイライト】台湾の化合物半導体業界、シリコンフォトニクス用レーザー需要に照準<ワイズ機械業界ジャーナル2025年11月第4週号発行>


リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2025年11月26日

機械業界 新刊速報

【新刊ハイライト】台湾の化合物半導体業界、シリコンフォトニクス用レーザー需要に照準<ワイズ機械業界ジャーナル2025年11月第4週号発行>

記事番号:T00125527

 

【トピック1】
台湾の化合物半導体業界、シリコンフォトニクス用レーザー需要に照準

 AIデータセンターの高速通信化を支えるシリコンフォトニクス(SiPh)技術の拡大に伴い、外部光源として使用される半導体レーザー需要が急増。聯亜光電(ランドマーク・オプトエレクトロニクス)はデータセンター向け比率が売上高の7割に達し、華星光通科技(LUXNET)は誼虹科技(オプトウェイ)と提携して受注倍増を見込むなど、台湾企業がInPレーザー供給網を拡大。古河電工向け受注を得た全新光電科技(VPEC)もInPエピウエハー市場に参入し、台湾が次世代光通信の主導地位を確立しつつある。

 

【トピック2】
エヌビディアの「電源革命」──デルタ電子の半導体変圧器がAIサーバー化を牽引

 エヌビディアがAIサーバー用電力供給を従来の54Vから800Vの高圧直流(HVDC)に転換する中、デルタ電子が開発したSiC(炭化ケイ素)半導体変圧器(SST)が注目。変換効率96.5%を実現し、次世代データセンターの省電力化を支える。SST市場は2030年に500億米ドル超へ成長見込みで、デルタはグレースペース設備市場で欧米大手との競争に挑む。光宝科技(ライトン)はバッテリー・バックアップ・ユニット(BBU)で高圧直流対応を強化。

 

【トピック3】
受動部品メーカー、AI・EV需要を取り込み拡大

 国巨(ヤゲオ)と華新科技(ウォルシン)はAIサーバー・EV向けのハイエンド受動部品を強化。ヤゲオは芝浦電子を買収し、温度センサー・IC事業を拡充。ウォルシンは大容量MLCCのAIサーバー向け比率が10%超に達した。中小メーカーもAIサーバー採用が進み、鈺邦科技(APAQ)や興勤電子(TKS)などが高耐熱・高電流対応製品で存在感を高めている。

 

【トピック4】
台湾専用機械設備製造業、輸入66%増・輸出14%増──半導体設備が支える成長

 2025年1〜8月の輸入額は前年比66.5%増、輸出額は14.1%増。AIブームに伴う半導体設備需要が成長をけん引し、特に「電子・半導体生産用設備製造業」は輸入71%増と大幅拡大。対米・対中輸出が1割超の伸びを記録し、2026年は国内半導体投資が継続する見通し。

 

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