ニュース 社会 作成日:2023年8月7日_記事番号:T00110398
ワイズニュースこぼれ話先日、5月に確定申告した総合所得税(個人所得税)の還付金が銀行口座に振り込まれました。総合所得税といえば、サラリーマン(給与所得者)だけでなく、飲食店などの自営業者、翻訳者や音楽家などのフリーランスと知り合うことも増えました。台湾では株式投資をしている人も多く、株式投資だけで生活している友人もいます。どうやって収入を得ている人が多いのでしょうか?
3人に2人がサラリーパーソン
財政部統計処が2021年の総合所得税申告状況をまとめた統計によると、総合所得税の確定申告をした人は人口の約半分、残り半分は納税免除でした。
21年個人所得税、申告の47%が納税免除/台湾 2023年7月4日
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確定申告者のうち、給与所得者は66.7%で約3人に2人、株式投資で配当金などを得た人は54.9%で約2人に1人でした。
弁護士や会計士、医師、栄養士や不動産鑑定士、芸術家や占い師などの業務執行所得は6.8%、個人事業主などの事業所得4.8%でした。
男女の給与格差1.39倍
台湾でも男女間賃金格差は見受けられます。給与所得の場合、男性が女性の1.39倍で、男性を100とすると女性は71.8でした。内閣府によると、日本は75.2、経済協力開発機構(OECD)平均は88.4でしたので、台湾も意外と格差が大きいのですね。
青木樹理
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