ニュース 政治 作成日:2024年3月11日_記事番号:T00114162
台湾有事国防部は11日、11日午前6時までの24時間に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ8機、中国艦艇6隻を確認したと発表した。台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏(ADIZ)に侵入した軍機は確認しなかった。
8日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
8日と9日は、台湾周辺の空海域で、中国軍機をそれぞれ延べ9機、7機、中国艦艇を両日ともに5隻確認し、台湾海峡の中間線を越えたり、防空識別圏に侵入したりした軍機は8日に4機、9日に2機確認した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。確認した中国軍機は累計8200機以上で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2978機となった。
中国の気球は3月5日以降、確認していない。気球は1月1日以降、断続的に飛来を確認しており、累計92機だった。
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