ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム 会社概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

第43回 毎日が焼きイモ?猛暑の台湾の高温信号/台湾


ニュース 社会 作成日:2024年7月8日_記事番号:T00116276

ワイズニュースこぼれ話

第43回 毎日が焼きイモ?猛暑の台湾の高温信号/台湾

木陰さえ42度

 先日、台北市などの公共レンタサイクル、YouBike(ユーバイク、微笑単車)のサドルの温度を実測すると71.8度で、木陰の温度でさえ42.2度だったと市議会議員の指摘がありました。

/date/2024/07/08/20high_2.jpg7月7日午後の高温情報(中央気象署)

 暑い日が続く中、6月に熱中症(熱射病、熱疲労、熱けいれん)で医療機関を受診した人は741人と、前年同月の517人を上回り、7月は4日間で201人が受診しました。「中暑(ジョンシュー、夏バテ)だ」という声がよく聞かれます。

これから夏が本格化

 「今年は特に暑い」と毎年思うのですが、まだまだ暑くなるようです。交通部中央気象署(CWA)は、過去の統計からみて、小暑(旧暦6月1日、今年は7月6日)から大暑(今年は7月22日)までが1年で最も暑い時期だと指摘。日中の外出を控え、水分を補給するなど、熱中症予防を呼び掛けています。

/date/2024/07/08/20signal_2.jpg

 日本で熱中症特別警戒アラートを発表しているように、台湾では最高気温36度以上で高温信号「黄色(36度以上)」「オレンジ(36度以上が3日続くまたは38度以上)」「赤(気温38度以上が3日続く)」を発令しています。台湾本島の形がサツマイモに似ていることから、オレンジや赤が灯るような暑い日は「焼きイモ」といわれています。

/date/2024/07/08/20tempreture_2.jpg

青木樹理

青木樹理

ワイズメディア

日本、台湾での金融機関勤務を経て、ワイズニュース創刊年の2007年に入社。副編集長を経て20年より編集長。台湾経済・産業の動向を分かりやすくお伝えするため、台湾社会をウオッチしながら生活しています。

ワイズニュースこぼれ話