ニュース 社会 作成日:2024年8月26日_記事番号:T00117153
ワイズニュースこぼれ話「板橋」といわれて思い浮かべるのは、新北市のバンチャオですか?それとも東京のいたばし?
国営台湾鉄路(台鉄)は32の駅が日本の鉄道駅と同名です。これにちなみ、交通部観光署(台湾観光庁)が日本と台湾の若者50人による観光プロモーション「青春・若旅2024」を行っています。
日台の同名32駅巡るツアー、日本人が一日駅長就任 2024年8月22日
https://www.ys-consulting.com.tw/news/117127.html
日台で姉妹駅協定を結んでいる5駅や、日本のお住まいの近くと同名の駅など、親しみが湧く駅名がずらり。
海岸線の木造駅舎「海線五宝」
週末のお出かけに、日本統治時代の木造駅舎が残る台鉄の海岸線(通称「海線」)を訪れてはいかがでしょうか。
海岸線は日本統治時代の1922年に開通しました。日台の同名32駅のうち▽大山駅(苗栗県後龍鎮)、▽日南駅(台中市大甲区)、▽追分駅(台中市大肚区)──に加え、談文駅(苗栗県造橋郷)と新埔駅(苗栗県通霄鎮)に当時の木造駅舎が現存し、「海線五宝(海線の五宝)」と呼ばれています。また、追分駅と成功駅(台中市烏日区)をつなぐ「追分~成功」のきっぷは、試験成功を意味して縁起がいいと、受験生に人気です。
海岸線は、竹南駅(苗栗県竹南鎮)~彰化駅までの区間です。この区間は、海側を走る海岸線(海線)と、内陸を走る台中線(山線)に分かれていますので、乗り間違えないよう注意が必要です。
板橋駅に旧駅舎の資料展示
遠出が難しい方は、板橋駅に。今や台鉄、台湾高速鉄路(高鉄)、都市交通システム(MRT)が通り、商業施設を併設する近代的な巨大駅ですが、西出口近くに、旧板橋駅の1999年の解体時の記念プレートが残されています。線路や踏切などを設置し、親子で鉄道が学べるコーナーもあります。
青木樹理
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