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《台湾有事》中国軍機20機が中間線越え、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年9月12日_記事番号:T00117504

台湾有事

《台湾有事》中国軍機20機が中間線越え、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾

 国防部は12日、11日(12日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ29機、中国艦艇を8隻、公務船を1隻確認し、うち軍機20機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、北部と中部、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。11日午前7時から、戦闘機「殲16(J16)」や無人機(ドローン)など19機が活動し、うち14機が中間線を越えて北部、中部、南西の防空識別圏に侵入し、艦艇と合同でパトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行った。

/date/2024/09/12/17pla_2.jpg11日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル以内、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)

 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計3480機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2032機となった。

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