ニュース 政治 作成日：2024年9月23日_記事番号：T00117648
台湾有事国防部は23日、22日（23日午前6時までの24時間）に、台湾周辺の海域で中国艦艇を8隻確認したと発表した。中国軍機の活動は確認しなかった。軍機の飛来がなかったのは7月27日以来、2カ月ぶりだ。
20日（21日午前6時までの24時間）は、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ7機、中国艦艇を6隻確認し、うち軍機5機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、北部と中部の防空識別圏（ADIZ）に侵入した。
20日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ（約44キロメートル以内、接続水域）、実線は12カイリ（領海に相当）の海域を示す（国防部リリースより）
21日（22日午前6時までの24時間）は、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ6機、中国艦艇を6隻確認し、うち軍機3機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、中部の防空識別圏（ADIZ）に侵入した。
ペロシ米下院議長（当時）が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計3614機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2128機となった。
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