ニュース 社会 作成日:2025年2月10日_記事番号:T00119965
ワイズニュースこぼれ話寒い日々が続く中、交流サイト(SNS)で台北市内の桜の写真が流れてきました。降雪のニュースもある中、見間違いかと思いきや、今年の立春は2月3日。台湾では早くも各地で桜が開花しています。
新北市淡水区の無極天元宮(9日=中央社)
■台北市内で桜が満開
SNSで目にしたのは、台北都市交通システム(MRT)公館駅近く、自来水博物館園区の写真。交通の便も良く、気軽に出かけられますね。営業時間は午前9時から午後5時(午後4時までに入館)まで、月曜は休館日で、入園料は50台湾元(約230円)です。
台北市郊外のお花見スポットと言えば、陽明山。1月24日から3月16日までは陽明山花季(フラワーフェスティバル)を開催しています。陽明山国家公園管理処によると、カンヒザクラとヤエザクラが満開で、2月末にショウワザクラとソメイヨシノが見頃となる見通し。
もう少し足を延ばすなら、新北市淡水区の道教寺院、無極天元宮も桜の名所です。台北MRTで淡水駅から路線バスで約20分。特徴的な5階建ての円形建築をバックに桜の写真はいかがでしょうか。
■台北市内湖区で夜桜見物
日中はお忙しいという方には、1月24日から2月15日まで台北市内湖区で、夜桜見物の「楽活夜桜季(ロハスチェリーブロッサムフェスティバル)」が開催されています。ほんのりライトアップされた夜桜を見ながら、25年の春節(旧正月、2025年は1月29日)連休の食べ過ぎを解消するため、散歩してはいかが。
■武陵農場、宿泊予約殺到
台湾の桜の名所といえば、2万株の桜の遊歩道が3キロメートル続く台中市和平区の観光農場、武陵農場。入場料は160元。武陵農場のサイトなどで開花状況が確認でき、ヤエザクラやカワヅザクラなどがほぼ満開、カンヒザクラが七分咲きです。
台中市和平区の武陵農場(9日=中央社)
2月8日から2月23日までの桜花季は、昨年11月1日に宿泊予約の受付を開始し、わずか2分で予約で満杯になった人気シーズン。2月8日と9日は1日当たり6000人の人数制限が実施されたものの、寒さで定員となりませんでしたが、お出かけの際はご注意を。
青木樹理
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