ニュース 商業・サービス 作成日:2009年10月20日_記事番号:T00018663
総経理のちょっといい店
第25回は釜めしがおいしい店「しる一」です。案内役は台北東麗国際の松田勝範総経理です。
松田総経理
「釜めしとしじみ汁、お米がうまいんだよ」、と松田さん。ゴルフで知り合った人からしる一を紹介され、今は月2回程度、仲間や一人で訪れている。まずはビールで乾杯だ。
メニューはポテトサラダ、刺身盛り合わせ、明太子、板わさ、湯豆腐、釜めし2種、しじみ汁、漬物など。「吞み助の男に合う食材がそろっている。甘さ、辛さ含めてね」。
あぶり明太子
早速ポテトサラダをいただく。ポテトは滑らかな舌触りで、くせの無いまろやかな味だった。続いて博多から取り寄せた明太子だ。松田さんのリクエストで少しあぶってもらい、レモンを絞っていただく。
しる一はお昼のお弁当もやっている。弁当の種類が豊富で、幕の内など日本の弁当と同じ感覚を味わえるそうだ。ごはんが美味しく、ボリューム満点な点も気に入っているという。松田さんが所属する台北市日本工商会の部会では、昼食にしる一のお弁当を取っている。また、台北東麗国際では毎月1回開催する社員の誕生会を、しる一のお弁当で祝う。社員が台中、台南、高雄など、台湾域内の地方に出張する際にも、しる一のお弁当を持たせている。台湾高速鉄路(高鉄)の中で食べられるようにという松田さんの心遣いだ。
くつくつと煮え立つ湯豆腐がテーブルに並んだ。「湯豆腐は今シーズン初めてだね」と松田さんの顔がほころぶ。豆腐、白菜、えのきなどをもみじおろしとポン酢でいただく。お酒はこれも今シーズン初となるフグひれ酒。ふたを開けると、フグの濃厚な香りが広がる。深みのある味わいだ。「ひれ酒は一杯でやめとかないと次の日が大変だ」と松田さん。
釜めし2種
見た目にも鮮やかな釜めし
腹八分になったところで、「しめ」となる本日の主役、釜めしの登場だ。釜めしは鮭と五目の2種類をオーダー。温かい湯気とともに、しいたけやしょうゆの香りが辺り一面に広がる。鮭釜めしは表面が鮭フレークで覆われ、真ん中に錦糸卵とイクラが乗っている。見た目も鮮やかな一品だ。
釜めしとセットでしじみ汁をいただく。日本のしじみよりも身がぷりっとして大きい。米はオーナーが北陸産のものを自ら運んでくるという。漬物は京都・西利からも取り寄せている。
食欲の秋には、釜めしとしじみ汁を味わうのもいいかもしれない。
しじみ汁と漬物
(取材/ワイズコンサルティング・七沢愛果)
しる一
住所:台北市林森北路107巷78号
(六条通、新生北路寄り)
電話番号:02-2567-0665
営業時間:午後6時半~午後11時(日曜定休)
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