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第31回 風林火山(月島工程・早乙女智紀総経理)


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年8月23日_記事番号:T00032070

総経理のちょっといい店

第31回 風林火山(月島工程・早乙女智紀総経理)

 今回は、台北では珍しい炉端焼きが堪能できる居酒屋、「風林火山」をご紹介します。国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)の裏手、中山北路二段沿いの小道を少し入った場所にあり、赤いちょうちんがひときわ目立ちます。案内役は台湾月島工程の早乙女智紀・総経理です。


まさに正統派「居酒屋」の雰囲気

 早乙女さんはオフィスから徒歩5分の近さということもあり、仕事を終えた後、ほぼ毎日店に足を向ける。BS放送を見ながら食事をすれば、わが家に帰ったようなリラックスした空間となるという。

 くぐり戸を抜けて入ると、そこは昭和の下町の居酒屋。日本風情漂う、木をふんだんに使った内装と淡いオレンジ色の照明がどこか懐かしい雰囲気を醸し出している。オープンスペースを広く取った店内には、テーブル席とカウンター席がある。早乙女さんの指定席はカウンターの左端。この席だと壁に掛かったテレビが一番よく見える。

伝統的な炉端焼きの味

 店内で目に留まるのは、カウンターの中央にある大きな囲炉裏(いろり)。赤く炭火が燃えているのが見える。

 

 今回いただいたのは、前菜サラダ(150台湾元)、焼き鳥(80元)、つくね(80元)、マコモダケ(季節時価)、ハマグリの酒蒸し(240元)、自家製さつま揚げ(280元)――の7品。

 焼き鳥からは炭火で焼く香ばしい良い香りが。皮はカリッと焼けていて、肉は柔らかく、肉汁があふれる。ほのかな塩ダレの味にレモンを搾ってさっぱり味わえる。つくねは自家製甘ダレとジューシーなひき肉がよく合う。中に混ぜ込んだ野菜の甘みが口の中に広がる。

 

 生ビール、日本酒に加え、お酒の種類も豊富だ。ママ自家製の「梅汁」(梅酒)は香りが良く、麦焼酎の味も重過ぎず、甘さとちょうどよいバランスで飲みやすい。炭火焼に最適だ。

 「風林火山」は台湾人ママのミミさんとだんなさんのCCさんが、日本で好きだった居酒屋の雰囲気を台湾で再現した。2人とも心からこの仕事を楽しんでいるのが分かる。団体客も多く、雰囲気を盛り上げてくれる2人のファンは多い。

カウンター席はお客さん同士が交流しやすい設計となっている。元気よく笑顔で話しかけてくれるCCさんが間に入ると、隣り合わせたお客さんともすぐに打ち解けられる。気がつけばいい友達になっていることも。

 仕事の後、日本の居酒屋のような活気あふれる空間で、和やかなひとときを一度楽しんでみてください。


早乙女総経理(左)とミミさん・CCさん

(取材/ワイズコンサルティング・佐々木緑)

風林火山 炉端焼き風居酒屋

 場所:台北市中山北路二段77巷16号(グロリアホテル正面通り)
電話番号:0225815365
営業時間:17:30~24:00(日曜祭日休)

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