ニュース 商業・サービス 作成日:2011年11月1日_記事番号:T00033467
総経理のちょっといい店 台北も気持ちよい秋風が吹く今日このごろ。この季節、恋しくなるのはやっぱり鍋料理でしょうか?今回は台北市長春路の香港料理店「紹香園」をご紹介します。平日はビジネスマン、休日は家族連れと、いつも多くのお客でにぎわっています。ご案内役は台北東麗国際の澵井(さらい)敏春副総経理です。
澵井敏春副総経理
台湾でも鍋料理は冬の定番だが、漢方独特の香りが強い薬膳鍋や口が痛くなるほどの強烈な辛さが特徴の麻辣鍋が多い。日本人の口に合う鍋料理を探していた澵井さんは、台湾人の知人の紹介がきっかけで紹香園を知り、鍋はもちろん、お店自慢の肉みそソースを使ったさまざまな料理に病みつきになったという。オフィスから徒歩5分ということもあり、出張者や顧客を連れてよく利用している。
自慢の肉みそソース「紹子醤」
「この肉みそソースが絶品なんだ」と澵井さん。お店の名前の元になった肉みそソース「紹子醤」をまずご紹介したい。豚ひき肉を唐辛子やこしょうなどの香辛料を混ぜて炒めたもので、一言で言えば「味わい深い辛さ」といったところか。そのまま食べてもおいしいし、ご飯やめんに入れたり、その他の料理の味付けにしてもよしだ。うれしいことに、料理をオーダーすると1テーブルに1皿サービスしてくれる。
紹子醤
今回は澵井さんが紹香園で必ずオーダーする料理を出してもらった。1品目は、紹子醤を使った麻婆豆腐、紹子豆腐(180台湾元)だ。紹子醤とさまざまな香辛料のうま味は秀逸で、ご飯にかければ何杯でもおかわりできそうだ。
避風塘炸鶏
もう1品のお薦め料理は避風塘炸鶏(380元)。鶏のクリスピー風空揚げだ。テーブルに運ばれてくるとにんにくの香ばしいにおいが食欲をそそる。手羽をにんにくチップと一緒に揚げていて、にんにくチップが上からどっさりかぶさった、見た目にも豪快な一品だ。鶏肉は皮がカリッと揚がっていて味もしっかりついているので、台湾ビールによく合う。
人気メニューの鴛鴦火鍋
鍋料理の看板は鴛鴦火鍋(300元)だ。麻辣(辛いスープ)と白湯(だしのみ)の2つの味が楽しめる。鍋を頼むと、白菜、ネギ、豆腐などが具だくさんに入っているので、あとはお好みのお肉(牛肉・豚肉・羊肉)と具材を注文する。真っ赤なスープはいかにも辛そうだが、スープの素に紹子醤の肉みそを使っているため、一般的な麻辣鍋と違いコクのある辛さになっている。辛いスープの色が深い赤に変われば食べごろだ。
鴛鴦火鍋
澵井さん流は、まず白いスープで食材の味を堪能してから、辛いスープを楽しむという「通」の食べ方だ。一般的な麻辣鍋のスープは飲めないほど辛いがここは違う。
2つの味をしっかり楽しんだ後は、雑炊にするのが楽しみだ。避風塘炸鶏のにんにくチップをふりかけのようにちょこっと入れると、独特の香ばしさが広がり、締めには最高だ。
(取材・ワイズコンサルティング 佐々木緑)
今回は大人数で鍋を堪能しました。左から、台北東麗国際の李小姐、澵井副総経理、台湾栗田の神田董事長、東レエンジニアリングの藤野課長
紹香園
住所:台北市中山区長春路147号之3
電話番号:02−2523−9099
営業時間:ランチ11:30〜14:00、ディナー17:30〜21:30
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