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13年11月の5大ニュース!


ニュース その他分野 作成日:2013年12月4日_記事番号:T00047371

月間5大ニュース

13年11月の5大ニュース!

【1位】MRT信義線開通、台北101へのアクセス便利に

 台北都市交通システム(MRT)信義線が24日開通した。中正紀年堂駅(中正区)から象山駅(信義区)までの6.4キロメートル(7駅)で、板南線に次ぐ台北市で2番目の東西方向の路線となった。中正紀年堂駅で淡水・新店線、東門駅で新荘・蘆洲・中和線、大安駅で文湖線に接続する。

 信義線沿線には台北101、大安森林公園、グルメ街の永康街、中正紀念堂などがあり、観光や休日のレジャーの足としても利便性が高い。これまでバス以外の公共交通機関がなかった台北101と周辺商圏は、格段にアクセスがしやすくなった。

 半円形の広場と噴水公園を配置した大安森林公園など、5駅で景観デザインやパブリックアートを重視した設計が施されており、1キロメートル当たり42億台湾元もの建設費をかけただけあって、台北地域の他のMRTと比べて洗練さでは群を抜く。

 開通当初の1カ月、今月23日まで悠遊カード(イージーカード)で無料で利用できる。

【2位】エイサー敗者復活戦、施振栄董事長が再登板 

 パソコンブランド大手、宏碁(エイサー)は21日、創業者の施振栄(スタン・シー)氏(68歳)が董事長に9年ぶりに復帰した。アップルの「iPad」などタブレット型PC人気でノートPC市場が縮小する中、聯想集団(レノボ)や華碩電脳(ASUS)のような効果的な対策を打ち出せず、王振堂董事長が今月5日、第3四半期赤字が130億台湾元以上に拡大した責任を取り、来年6月の辞任を発表していた。

 施氏は、董事長を務めるのは今期のみだが、「新しいアイデアがある」と述べ、エイサーは今後2~3年の改革で遅れを取り戻せると強調した。一方、台湾証券業界は、市場環境が大きく変化しており、これまで3度の危機を乗り越えた施氏が率いても起死回生は容易でないと慎重な見方だ。

【3位】中国の防空識別圏、馬政権の「弱腰」鮮明

 中国が23日に突如、沖縄県の尖閣諸島上空を含む空域を防衛識別圏(ADIZ)に設置したことに対し、日米韓豪の各国は一斉に反発。日韓と同様、防空圏が重なる台湾でも懸念が強まり、立法院は29日、政府が中国に対して厳重抗議を行い、民間航空会社の飛行計画を日本などと歩調を合わせて中国に提出しないよう求める共同声明を決議した。

 しかし行政院は「ルートを通じて大陸(中国)側に厳正な立場を伝える」と表明したのみで、飛行計画の中国側への提出も従来通り続けるとした。馬英九総統の当初の反応も「領空主権を侵犯するものではない」といったもので、中国と争わない「弱腰」姿勢が目立った。馬政権のこうした対応の理由について李登輝元総統は、「台湾と中国を『一つの中国』と考えているためだ」と指摘した。

【4位】野球の日台交流戦、日本が3連勝

 小久保裕紀監督率いる野球の日本代表チーム「侍ジャパン」と台湾代表との交流戦が8~10日に行われ、日本が3連勝した。

 9日と10日の土日は球場が満員のファンで埋まり、いずれも接戦となったゲームを楽しんだ。北海道日本ハムファイターズの陽岱鋼選手は全試合出場し、第2戦で両チームで唯一ホームランを打つなど活躍した。日本代表は毎試合終了後、マウンドに整列して東日本大震災への台湾の支援に謝意を示す横断幕を掲げた。今回、日台双方ともに若手主体でチームを編成しており、今後も切磋琢磨が期待される。

【5位】人気歌手・王力宏が電撃結婚、お相手は日台ハーフ

 中華圏で人気を誇る歌手で俳優の王力宏(ワン・リーホン、37歳)が28日、所属事務所を通じ、コロンビア大学の博士課程で学ぶ李靚蕾さん(27歳)と27日にニューヨークで婚姻届を提出したことを明らかにした。

 報道によると、お相手の李さんは日台のハーフで「西村美智子」という日本名を持つ。王力宏は出会いから既に12年で、両親の結婚記念日と同じ日を選んで婚姻届を提出したと説明。あまりに突然の発表に李さんが妊娠しているとの観測も浮上しているが、王力宏は妊娠についてコメントしていない。 

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