ニュース その他分野 作成日:2013年12月27日_記事番号:T00047859
月間5大ニュース【9位】WBC熱戦、野球で日台友好進む
野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3月、東京で2次ラウンド行われ、日本対台湾戦は台湾のエース、王建民の好投もあって延長10回まで死闘が繰り広げられる名勝負となった。観客席では東日本大震災の際の支援に感謝するプラカードを掲げる日本人の姿が見られ、台湾の選手たちが試合後にマウンドで円陣を組んで観覧席に深々と一礼するなど、勝負とは別に日台友好の心温まる雰囲気があった。
台湾の打撃の主力、北海道日本ハムの陽岱鋼は12月、交通部観光局から台湾観光親善大使に任命された(中央社)
生中継したスポーツ専門チャンネル緯来体育台の平均視聴率は18.77%と、台湾有線テレビの番組としては過去最高をたたきだした。街頭でのパブリックビューイングやレストランでの放送にも多くの人が集まり、台湾では人口の半分以上が観戦したとされる。
この熱戦をきっかけに、11月には台湾側の呼び掛けで台北地域で日台交流3連戦が行われた。スタンドには多くの観客が詰め掛けて接戦の好ゲームを見守り、今後日台間で野球交流が拡大していくことを予感させた。
【10位】パンダの赤ちゃん誕生、来年1月に待望の公開
ジャイアントパンダの赤ちゃん(メス)が7月7日に誕生した。その愛くるしさに台湾中がメロメロ。年明け1月6日の一般公開に向け台北市立動物園がパンダ館の工事を急ぐ中、動画投稿サイト「ユーチューブ」では、パンダ母子の対面シーンの再生回数が240万回に上り、待ち切れないファンの間で桁外れの人気となっている。
母親の円円に抱かれる生後170日目の円仔(中央社)
誕生時は体長15.5センチ、体重183グラムで、手のひらに乗るほど小さくピンク色だったが、生後約1カ月で白黒模様が現れ始めた。10月に公募で幼名と同じ「円仔」と名付けられ、12月中旬には体重12キロ以上まで成長。母子でタオルを取り合うなど、やんちゃぶりを発揮している。
キャラクターグッズの商機は億元単位ともいわれる中、円仔の一般公開を前に、動物園駅のある猫空ロープウエーは12月6日からパンダと一緒にいるハローキティ仕様にリニューアルした。来年の春節(旧正月)連休は文山エリアが大人気スポットとなりそうだ。
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