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08年3月の5大ニュース!


ニュース その他分野 作成日:2008年4月3日_記事番号:T00006554

月間5大ニュース

08年3月の5大ニュース!

 
【1位】総統選で馬英九氏圧勝、国民党が8年ぶり政権奪回(22日)

 総統選挙で、中国国民党の馬英九候補(57)が765万8,724票(得票率58.45%)を獲得し、与党民進党の謝長廷候補に221万票もの差を付けて圧勝した。国民党は8年ぶりに政権交代を決めた。

 圧勝の原因として、政権運営の迷走や腐敗などによって民進党の人気が大幅に低下したことが指摘されている。馬氏は選挙戦で経済振興や対中関係の改善などをアピール。台湾アイデンティティーを強く打ち出したことも、圧勝の重要な要因になった。

 馬氏は早速、就任後に直航チャーター便や観光客の訪台開放など、対中経済交流を大きく推進する方針を表明した。中国も馬氏当選を受け、「一つの中国、それぞれの解釈」という立場で対話したいと表明。馬政権で中台対話が復活する公算が高くなっている。


【2位】高雄MRT紅線、正式開通(9日)
 
 高雄初の都市交通システム(MRT)、紅線が9日正式に開通した。

 紅線は総工費1,812億台湾元(5,975億円)をかけて建設された。路線は小港(高雄市小港区)から南岡山(高雄県岡山鎮)までの全線24駅の28.3キロで、所要時間は約45分。高雄国際空港、高速鉄道左営駅、台鉄高雄駅の各大型交通拠点や、大型百貨店が集中する最大商業エリアの三多商圏など、高雄の重要地域を結ぶ南北の大動脈となると期待されている。

 当初は橋頭~南岡山が不通で、開通は今年10月となる。同月には西子湾(高雄市鼓山区)~大寮(高雄県大寮郷)を結ぶ東西線の橘線も開通する見通しだ。


【3位】南港展覧館が開幕、台湾最大の展示場(13日)
 
 台湾最大の展示会場となる世界貿易中心南港展覧館(台北市南港区)が13日正式オープンした。投資総額は132億台湾元(約445億円)で、平均的なブース2,467個の設置が可能だ。都市交通システム(MRT)内湖線、南港延伸線が9年、10年に相次いで開通する予定で、市内からのアクセスも便利性が増す。

 南港展覧感では今年、アジア最大のIT(情報技術)展示会、コンピュテックス台北など13件の大型展示会が予定されている。

 今後、信義区の世界貿易中心(TWTC)の各展示会場は、段階的に使用が縮小される予定だ。


【4位】讃岐うどん店、「讃岐」名乗れず
 
 台北市で日本人が経営し、香川県観光交流局が「さぬき大使館」に認定する讃岐うどん店「土三寒六(どさんかんろく)」が、「讃岐」を商標登録していた南僑集団から商標権侵害の警告を受け、看板を書き換えていたことが分かった。問題は香川県議会でも取り上げられるなど、台湾で日本の地名が商標登録されていることへの疑問の声が上がった。

 台北市日本工商会は28日、本来認められない地名の商標登録により、日系企業に不利益が生じることを避けるよう、日本の地名や地域団体商標についてのリストを添えた要望書を、経済部智慧財産局(知的財産局)に提出した。
 

【5位】野球代表、北京五輪出場権を獲得(12日)
 
 8カ国・地域が野球の北京五輪出場を争う選手権大会で、台湾代表は13日、南アフリカを4対0で破り、上位3位以内に与えられる出場権を獲得した。通算では5勝2敗の3位で、2004年アテネ大会から2大会連続の出場となった。
 

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