ニュース その他分野 作成日:2017年12月28日_記事番号:T00074768
月間5大ニュース台湾株式市場の加権指数が5月11日、終値で1万1.48ポイントとなり、2000年4月11日以来、17年1カ月ぶりに終値で1万ポイントを超えた。その後、いったん下落したものの、5月23日以降は1万ポイントを上回り続け、11月23日に今年最高値の1万854.57ポイントを付けた。空前の株式バブルに沸いていた1990年以来27年ぶりの水準で、台湾も投資資金がアジアに流れた恩恵を受けた。
今年はアップルのスマートフォン新機種「iPhoneX」の発売、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)などが材料視され、台湾積体電路製造(TSMC)、鴻海精密工業、大立光電(ラーガン・プレシジョン)などが上場以来の高値を付けた。特にラーガンは8月25日、終値で台湾株として過去最高の6,000元に乗せて話題をさらった。
株高で利益を得た投資家も少なくないとみられる一方、証券会社の店頭に人々が群がった89~90年当時と比べると、熱狂とはほど遠いと指摘されている。当時との最大の違いは、若年層が低賃金で余裕がないため、株式投資を行わないことだ。長期にわたる相場低迷で「台湾株はもうからない」とのイメージが広がったことや、金融危機を経て株式投資は危険との認識が持たれたことも背景にある。
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