ニュース その他分野 作成日:2017年12月28日_記事番号:T00074773
月間5大ニュース2019年までに同性婚が認められる見通しとなった。司法院大法官会議が5月24日、同性婚を制限する民法の規定に対する違憲判断を下したためだ。同性婚を法的に認めたのはアジアで初めてだったため、同性カップルや同性婚賛成派から歓迎の声が上がり、世界から注目を集めた。なお、今年12月8日に豪州政府が同性婚を法制化したことで、同性婚を認めているのは世界で24カ国・地域となった。
同性婚の合法化に先立ち、内政部は7月より花蓮県など4県市を除く18県市に、戸籍の備考欄への同性パートナーの記載受付を拡大した。10月28日には台北市で、同性婚の合法判断後で初となるLGBT(性的少数者)パレードが行われ、世界20カ国から12万人以上が参加し、アジア最大規模と報じられた。一方、保守派や宗教団体などの反対も根強く、市民の間で同性婚への賛否は二分されたままだ。
蔡英文総統は同性婚を支持しており、頼清徳行政院長は9月の就任後、大法官の解釈を踏まえ、社会の共通認識を形成し、婚姻の平等の具体的実現に向けた合理的方策を探ると表明したが、実現までは厳しい道のりとなりそうだ。
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