ニュース その他分野 作成日:2017年12月28日_記事番号:T00074772
月間5大ニュース「学生のための五輪」と称される第29回ユニバーシアード競技大会が8月19~30日、台北市で開催され、世界134カ国・地域の選手7,376人が22種類の競技に参加した。台湾にとって初の国際スポーツ大会だったが、運営は概ね順調で、台湾の大規模な国際イベントの開催能力と、ホスピタリティーをアピールすることができ、貴重な成功経験となった。
応援してくれた観客らに手を振る台湾の選手たち。台湾で次にこうした光景を見れるのはいつのことになるだろうか(台北ユニバーシアードのリリースより)
台湾選手団は、男子陸上、男子体操、女子重量挙げ、テニスなど9種類の競技で金メダル26個、銀、銅合わせて90個のメダルを獲得し、日本、韓国に次いで3位と、過去最高の成績を収めた。チケットの販売率も87%と歴代ユニバで最高だった。閉幕式の翌31日には台北市内で、台湾選手団をたたえる祝賀パレードが行われ、沿道では市民3万人以上が声援を送った。
台北市政府のユニバ運営に対する満足度は80.3%に上り、大会マスコットキャラクターとして親しまれた「熊讃ブラボー」は、台北市のマスコットキャクターに昇格した。
一方、いくつかの問題にも直面した。開会式当日、会場前で年金改革に反対するデモが行われ、選手団の一部が一時入場できないトラブルが起きた。また、台湾選手は、メダルを獲得しても中華民国旗を羽織ってのウイニングランを控えたため、「過度の自粛では」と批判が起きた。
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