第26回 余暇の強い味方! 体験情報サイトのナイスデイ


ニュース 商業・サービス 2018年9月28日

台湾産業ココがスゴイ

第26回 余暇の強い味方! 体験情報サイトのナイスデイ

記事番号:T00079524

 雨続きのある日、ふと思い立ち、プランや時間、料金を複数比較した上で、パイナップルケーキ手作り体験教室を予約。翌日午前には無心に手を動かしリフレッシュ、見栄えはともかく、焼きたてを賞味して、舌も心も大満足──。こんな体験ができたのは、台湾人の同僚に教えてもらったレジャーや体験の予約サイト「玩体験(ナイスデイ)」を利用したから。台湾の主要観光地は一通り回ったので、週末が退屈、自宅でインターネットや仕事ばかりという方も、新しいことにチャレンジしてみませんか。

/date/2018/09/28/20koram4_2.jpg屏東県の小琉球。初心者も歓迎です(ナイスデイ提供)

利用者と掲載店つなぐ「信用」

 ナイスデイには、300社以上のレジャー・体験プランが1,000種類以上あります。日時や場所、「アウトドア」「料理」などの分野で絞り込み、豊富な写真と説明文、料金をじっくり見比べてプランを選択。会員ログイン後、クレジットカードやモバイル決済「LINE Pay」などで支払えば、すぐに携帯電話やメールアドレスに電子発票(領収書)や申込内容の確認が届き、数分で申し込みが完了します。

/date/2018/09/28/20koram_2.jpgナイスデイのサイト

 ナイスデイを運営する幸福日子網路の白全泰総経理と林怡蘋商務開発総監(アップル小姐)にインタビューしたところ、自力で探すと友人の紹介やネット検索など選択肢が限られる上、個別に問い合わせをしたり、口コミを見比べたりするのは結構大変。ナイスデイ掲載店はいずれも、経営状況、合法、安全など独自の審査をクリアしたところだけなので、安心ですよと説明してくれました。

 一方、掲載店は個人や中小企業が中心で、魅力的な体験プランがあっても宣伝が得意でなかったり、予約を受け付ける人手が足りなかったり、クレジットカード払いができなかったりするので、ナイスデイは重宝されているそう。掲載店はナイスデイに対し、プラン料金の2割を支払わなければなりませんが、ナイスデイへの掲載で利用者が2~3割増えたり、ナイスデイ経由の申し込みが利用者の半分近くを占めることもあるそうで、大部分が契約を更新しています。

 また、ナイスデイは電話やオンラインで利用者の相談にも乗ってくれるので、利用者にとっても掲載店にとってもありがたい存在。リピーターは3割に上り、「夏休みの期間中、毎週末に子供のサマーキャンプを手配してほしい」という親御さんもいるとか。

季節や流行を反映

 では、お薦めのプランはありますかと尋ねたところ、季節によって違いますとのご回答。夏は、親子向けプランが充実している他、カヌーやキャンプなどアウトドアが中心。これから迎える秋には、行楽や軽いスポーツ、冬には指輪作りなどの手芸をはじめ、インドアがメーンで、春にはホタル観賞もあります。

 プラン内容は、外国人観光客向けではなく、台湾で生活する人が対象ですが、冬には日本で台湾人インストラクターにスキーが習えるプランもできたそう。流行を反映し、常にプランの充実を図っています。

/date/2018/09/28/20koram3_2.jpg軽飛行機搭乗体験は1,000元から(ナイスデイ提供)

 アップル小姐が特に勧めてくれたのが、台湾ではなかなか機会のない和菓子作りや、台中市での軽飛行機搭乗体験。交通部民用航空局(民航局)の合格証もちゃんとサイトに掲載されていました。

安さより上質な体験を

 ナイスデイは開設当初、掲載店を地道に探していましたが、今や店舗側から掲載したいと連絡があったり、面白い体験プランがあると利用者から推薦されることもあるそう。

 プラン利用料金は1,000台湾元(約3,700円)以上が多く、決して安くありません。白総経理は、インターネット上に特価プランが溢れている中で、安かろう悪かろうでなく「本当に素晴らしい体験を台湾で生活する消費者に提供したい。週末に何をしようかと悩んだときには、ナイスデイを思い浮かべてほしい」と話していました。

 今後は、ナイスデイが会場を確保して複数の掲載店を集めたイベントを開催する計画。現在は北中部での体験が中心ですが、台湾全土に徐々に拡大し、将来は香港やシンガポールなど中華圏を皮切りに海外進出も視野にあるそうです。

/date/2018/09/28/20koram2_2.jpg白総経理(右)とアップル小姐(左)(YSN)

ナイスデイ
https://play.niceday.tw

ワイズメディア 青木樹理

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